電気代を節約するエアコン暖房の使い方

こんにちは、今回は「冬場に高くなりがちな暖房使用による電気代について」です。
まず冬場に暖房使用することで電気代が高くなるのはなぜかを考えましょう。
室内の設定温度を２５℃とした場合、夏季は外気温３０－３５℃を２５℃に下げる働きをします。
対して冬季の場合、外気温０－５℃を２５℃に上げる働きをすることになります。
つまりエアコン使用前の室温が設定温度との差が大きいほどエアコンのする仕事量が増え、電気代が高くなっている理由です。

そこで効率的に暖房使用できるように工夫しましょう。

1、弱運転は節約にならない、自動運転の使用を推奨
エアコンを起動したとき電気代を考えて最初から弱運転にしてませんか？
エアコンは設定温度にするまでが一番電気を使うため、自動運転で一気に室温を上げてしまうほうが実は電気代が節約できます。弱運転で節約を考えている方は室温が上がってから切り替えるほうが正解です。

2、窓の断熱を検討する
窓ガラスは一枚で薄いため、せっかく暖めた室内の空気を冷やしてしまいます。
そこで窓の断熱を検討しましょう。
・厚手のカーテンや断熱カーテンを使う。
・ホームセンターにある断熱シートや断熱フィルムを窓に貼る。
など、室温が下がりにくい環境を作ってみましょう。

3、扇風機、サーキュレーターの使用
暖房運転でせっかくの暖かい空気が部屋の上部に溜まってしまうため、扇風機などを上に向けて使用することで空気を循環させてエアコンの働きを助けてあげましょう。

今回は簡単ではありますが、賢い暖房の使用方法について話をさせていただきました。
電気代のかかる冬、上手に節約して乗り切りましょう。